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多汗症の治療

▼ボトックス注射
多汗症に効果があるのが「ボトックス」(筋肉や神経の伝達をブロックするお薬)。ボトックスをワキの下に注射します。ボトックスは交感神経繊維をブロックすることにより汗腺への発汗指令を止める働きをします。そのため根本的に汗が出なくなるのです。この治療は非常に簡単で治療時間は10分〜15分程度です。年に何回か注入していくことにより、数年で汗腺が萎縮して汗の分泌量が減少します。

▼超音波治療
多汗症にも、「超音波治療」が有効です。「超音波治療」は汗腺類を効果的に破壊できますから、多汗症の原因であるエクリン汗腺も除去することができます。しかし、この場合、エクリン汗腺とアポクリン汗腺のある深さが違うため、超音波の周波数や出力を微妙に調節する必要があり、医師の技量が求められます。

また、アポクリン汗腺は破壊すると二度と再生しませんが、エクリン汗腺はある程度再生します。これは体温調整などで体が必要とする器官なので、手術のときもある程度残すことが重要になります。

▼交感神経切除
発汗を作用している交感神経をブロックするというものです。手のひらの汗を止める場合は「胸腔鏡下交換神経切除術」と言われる胸腔鏡(スコープ)を使って胸部交感神経を遮断します。全身麻酔をして、わきの下の皮膚を2〜4ミリほど切って行われます傷口も小さく、手術時間も短いため、負担は少ないです。また、同様に、足の裏の汗を止めるには、腰椎の交感神経をブロックする手術があります。

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